確実なダイエットをするために契約したパーソナルトレーニング。
マンツーマンの指導をしてもらえるから効率的にダイエットができると聞いて始めた人も多いと思います。
しかし、いざ始めてみるとパーソナルトレーナーの態度がむかついてしょうがない!
中にはトレーナーの人が嫌すぎてもうパーソナルトレーニングを辞めようかと思っている人もいると思います。
この記事ではどんなタイプのむかつくパーソナルトレーナーがいるのか、そのような人に指導されることになった時の対処法について解説しています。
パーソナルトレーナーにむかついている人やどんなトレーナーがいるのか気になっている人はぜひ参考にしてください。
パーソナルトレーナーとの相性はかなり重要です。パーソナルトレーニングは運動メニューから食事管理までをトレーナーに一対一で見てもらうことになるわけですから、いわば相棒のような関係です。わからないことや困ったことがあるときには気軽に聞くことが出来る関係が理想です。
しかし、トレーナーも人間なので、どうしてもトレーニングをする人と馬が合わないこともあります。お互いが特に何も悪いことをしていないのに違和感を覚える、ということはあるでしょう。その違和感が積もっていけば、むかつくに変わるというわけです。
それでは、実際どのようなトレーナーがむかつくと感じるのでしょうか?
大きく分けて、以下の8種類に分類されます。
実際にパーソナルトレーニングをしている人も、「これこれ!」という内容があるのではないでしょうか?
中には悪意を持って行動している人もいるかもしれませんが、基本的にトレーナーの人はこれらの行動をとっているときは無自覚ですし、一応立場的には先生という立場なので、注意もしづらいですよね。
具体的にどのような行動をするのか、一つずつ解説します。
一番多いのが「仕事が多い」というトレーナーでしょう。
マンツーマントレーニングなのに電話対応をして席を離れる人や、他の事務処理を行っている人もいます。そのせいで「マシンで走っておいて!」なんて言われてしまうと、適当な指導だと思うのも無理はないと思います。せっかくマンツーマンで指導できると聞いてパーソナルトレーニングを始めたのに、指導するときくらいはしっかり指導しろ!と言いたくなるでしょう。
このような人は、特に小さいパーソナルジムを経営している人に多いです。人員不足のためにトレーニングを教えながら事務処理を行わないといけないという二重苦に遭っているトレーナーが、このように仕事が多いとみられがちになります。
ですがたとえ仕事が多くてもそれを見せないようにするのが当然ですし、むかつくのも無理はありません。
「いうことがころころ変わる」というトレーナーにむかついている人も多いでしょう。
この前と言っていることが違う人は、自分の持論をテレビや本から取り入れて受け売りをしていることがほとんどです。
いろんなトレーニングの勉強をして持論が変わるのは当然あることですし、最新の正しい情報を教えてくれることはありがたいことです。しかしそれをさも自分のいけんかのように堂々と伝えられてしまっては、「こないだ言っていたことと違うんだけど」という不信感が芽生える結果になるでしょう。
どうせ意見を変えるならば、前の意見を訂正して教えてほしいものですね。
かなりあるあるなのが、「鍛えた肉体のアピールがうざい」ということ。
筋肉がついているのはかっこいいとは思っても、ダイエットを目標にしている皆さんは別に自分がそれほどマッチョになりたいわけではないという人が多いでしょう。
というよりは、むしろ自分の理想体型の人に教えてもらいたいという人がほとんどなのではないでしょうか?
マッチョな人は筋肉を見せびらかすことに喜びを覚えている人ばかりなのでそれを自慢してくるのも仕方ないことですが、あまりにアピールされ過ぎるとうっとうしく感じることでしょう。
マッチョな人なんて、初めて筋肉を見せられて「うわっ、すごいですね!」で終わるくらいがちょうどいいんです。それ以上はただ暑苦しいだけですので、筋肉アピールに困っているという人もいて当然です。
かなり技術的な面で心配になるのが「説明が分かりづらい」という人です。
実際にどのくらいの強度でどのくらいの回数をこなせば確実に痩せるのか、という明確な指標を出してくれない人は、教えてもらう側も不安になることでしょう。
高いお金を払っているんだから、きちんと理論的に説明してほしいと思っている人も多いはずです。
また、横文字を多用してきてむかつくというトレーナーもいるようです。
コンセンサス、オピニオン、アドバンテージ……わからなくはないですが、日本語で言えるものは日本語で言ってほしいものです。
普通は誰にでもわかる言葉でわかりやすく解説するものですので、このような説明が分かりづらいトレーナーも問題があります。
「プライベートな質問が多い」ということに悩んでいる人も多いと思います。
最初にパーソナルトレーナーはいわば相棒のような存在とは書きましたが、プライベートな部分にまで踏み込んでくる人に困るという人もいるでしょう。
何か月も経ってから聞いてくるならばお互いの信頼関係も築かれた後なので問題ありませんが、最初のころに緊張をほぐすことを目的として「彼氏はいるのか」といったことを聞いてくるのは問題です。
特に女性の人が男性トレーナーに教えてもらうということはかなり多いでしょうし、異性にそのようなことを聞かれるのは嫌悪感が生まれる人もいると思います。
トレーニングと全然関係のない話をするのも一概に悪いとは言えませんが、適切な距離感を保ってくれないとかなりイラつくことでしょう。
中には「同業者への批判が多い」という人もいます。
例えば、このジムに比べてあのジムは会費が高いうえに指導方法がよくない、といったことを言ってくる人です。これは基本トレーニングを始める前の段階でいわれることが多いと思いますが、それがあまりにも続くとむしろ自分が通っている今のジムに不信感が出てくることは間違いないでしょう。
それに、そもそもネガティブな話を聞かされること自体あまり楽しいことではありません。トレーニングのやる気を低下させてくるだけなので、やめてほしいという人もいるでしょう。
女性が一番いやだと感じるのが「べたべた触ってくる」という人ではないでしょうか。
パーソナルジムの中でも触ることを注意するようにしているとは思いますが、それでもボディタッチが多い人はいます。なんとなく触ってくるのが多い気がすると感じている人が、そのまま長く続いて通うのが嫌になってしまうというケースもあります。
問題はそのトレーナーが悪意を持ってやっているのかどうかわからないということでしょう。完全な善意でトレーニングをしてくれているならばこちらから注意するのも悪い気がする、と考えてしまいます。が、そんなことを考えてしまうこと自体がストレスです。
そのようなトレーナーにむかつくという女性の方も多いのではないでしょうか。
基本的な問題として「カルテを作らない」という問題もあります。
真剣にトレーニングをしている人であれば、カルテを作って前回は何のトレーニングをしたか確認しながらトレーニングを見てくれます。
しかし、めんどくさがってカルテを作っておらず、「前回なにしたっけ?」というように逆に聞いてくる人がいます。トレーニング内容をその場ですぐに考えることができる経験者ということなのかもしれませんが、マンツーマンで見てもらう側としてはきちんと練習メニューを練りこんでほしいですよね。
適当に扱われているように感じてむかつくというのもあり得る話です。
以上のように、色んなタイプのむかつくパーソナルトレーナーというのは存在します。
そのようなむかつくトレーナーに出会った時に起こる最も大きな問題は、「トレーナーが嫌でトレーニングを辞めてしまう」というケースです。トレーナーと会いたくないと考え始めると、どうしてもトレーニングするのも億劫になっていきます。せっかくやる気を出してダイエットをしようと思っていたのに、トレーナーのせいでやめるのはもったいないです。
そのために、そのようなむかつくトレーナーに出会った時にできる対処法を次に紹介します。
上から順に、むかつき度が大きい人にとってほしい対処法になります。
どうしても難しい場合もあるので、自分が取れそうな対処法を選ぶようにしましょう。
まだ我慢できるような人やあまり環境を変えてまで頑張りたくないという人は「できる限り不干渉を貫く」という行動をとりましょう。
これは本当に対処法なのかと思う人もいるかもしれませんが、自分から相手のことを考えないようにするだけでもかなり気持ちの面では変わります。
例えば筋肉自慢がうざい人であれば、「もうこの人は筋肉を自慢することで生きているんだ」という風に考えましょう。その筋肉自慢の言葉も、妖怪ウォッチに出てくるジバニャンの語尾「にゃん」のようなものだと思えば楽なものです。
あなたがするべきことは淡々とトレーニングをこなして、わからないことはきちんと質問するということだけと割り切ってしまえば気持ち的にもストレスは溜まりません。
しかし、これは指導内容に問題を感じている場合はあまり意味がないので、次に紹介する方法を参考にしてみてください。
今のトレーナーと一緒にトレーニングするのはもう無理だ!という人はトレーナーの変更を申し出ましょう。
個人経営をしているジムであればこの方法は取れませんが、他にもトレーナーが何人もいるような場合は別のトレーナーに相談してみるとよいでしょう。
トレーナー側も馬が合わない人がいることは理解していますし、変更を希望する人も意外と数が多いです。トレーナー変更は割と簡単に受け入れてもらえることが多いでしょう。
元のトレーナーに対してはトレーナー間で情報が共有されるので、変更した後も執拗に絡んでくることはありません。せいぜい挨拶くらいでしょう。
トレーナーを変えればダイエットを気持ちよく続けることができたという事例も多いので、すぐにトレーニングを諦める選択肢を選ばないでくださいね。
トレーナーと目も合わせたくない!というような人は、ジムを変更してみてはいかがでしょうか。
トレーナーを変えるくらいではもう続ける気は起きないというほどストレスがたまっている人は、他のジムでダイエットを続けることをおすすめします。
ただし、そこで問題になってくるのは費用の問題です。パーソナルトレーニングはコストが非常に高いので、もう一度新しく契約しなおすというのは負担に感じる人は多いでしょう。
しかし、同じようにトレーナーに嫌気を感じて辞めたいという人はかなり大勢います。
そのような人のために、色んなサービスを付けているジムがあります。
まずは自分の通っているジムに「返金保証制度」が付いているか、次に変わる先ンジムに「乗り換え割」があるかどうかを確認しましょう。
この二つを利用できれば、かなり料金を抑えてジムを変更することができます。
以下に詳しく解説していますので、料金が気になる人はぜひ参考にしてください。
返金保証制度は簡単に言えば、「一か月以内にトレーニング効果が実感できなければ全額ないしは一部の費用が返金される」という制度です。
ついているジムとついてないジムがありますので、自分が通っているジムについているかどうか確認することが必要です。
しかしこれは誰でも自由に使えるというものでもなく、その利用条件に「指示された運動を真摯に取り組んでいたか」「自分の都合での脱会ではないか」などの要件があります。
トレーナーが嫌で辞めたいということであれば伝えても問題ないと思いますが、その場合は引き留められてしまう可能性があります。
どうしてもそのジムを辞めたいという人は引っ越しや転職などで通えなくなったという風に言っておきましょう。引き留められる心配もなく、返金保証制度が適用されるでしょう。
最近のパーソナルジムではジムを変えたいという人のために、「他のジムから変わってくる人」に対して乗り換え割という割引料金を紹介しているジムがあります。
これも返金保証制度と同じで採用しているところとそうでないところがあるので、確認してください。
ですが、この乗り換え割引を使うことができればそれほどお金をかけずにジムを変更できますので、まだダイエットを続ける意思のある人はぜひ使ってみてはいかがでしょうか。
その時に重要なのは、次のジムを簡単に選ぶのではなく、一度は体験に言って話を聞いてみることが重要です。どのようなことが嫌でジムを変えるに至ったかをきちんと話して、同じ過ちが起こらないようにすることが重要です。
むかつくトレーナーというのはどこにでも存在するものですが、それで自分のダイエットのやる気をそがれるのが一番よくないです。トレーナーが嫌であればトレーナーの変更やジムを変えるという選択肢を取ることで、もう一度ダイエットのやる気は向上してくるはずなので困っている人はやってみましょう。