最近よく耳にするようになったオンラインフィットネス。
自宅でフィットネスクラブに通うときのようなしっかりとした運動ができるので、在宅時間が伸びている昨今では非常に注目されています。
リモートワークも伸びてきて、通勤時くらいしか運動と言える行為をしてなかった人は運動不足の解消のために検討している人もいるのではないでしょうか。
しかし、このオンラインフィットネスは日本よりもアメリカの方が充実していると知っていますか?専用の機器を家の中に設置して運動をするなど、本格的に運動できるサービスを取り揃えているフィットネス会社が多くあります。
この記事では日本とアメリカのオンラインフィットネスの違いと代表的なアメリカのオンラインフィットネス、さらに日本の有名なオンラインフィットネスを紹介します。
日本のオンラインフィットネスが注目を集めているのは最近ですが、アメリカではもっと以前から注目されていました。そのため、設備や指導方法などが非常に充実しています。
特にテクノロジーを駆使して運動ができることを重視しており、中にはAIを使った機器もあります。
また、アメリカのオンラインフィットネスはユーザー満足度が高いものが多いことも特徴です。最も有名なPeloton(ペロトン)というフィットネスクラブでは、月の平均運動実施日数が20日に近い事も証明されており、これは週五日ほど稼働していることになります。
日本にはない技術を使っていますので、最先端の設備で運動したいという人は日本にあるアメリカ発のフィットネスクラブを検討してみるとよいでしょう。
アメリカのオンラインフィットネスはテクノロジーを駆使していると言いましたが、日本でテクノロジーを駆使しているフィットネスクラブはほとんどありません。
アメリカではオンラインフィットネスをするために自宅に専用の機械を取り入れて行っていることが多いです。その専用の機械を家に設置するのに日本円換算で30,000円近くが取られることもあり、オンラインであってもお金がかかります。
それに対して日本では、家の中に大きな機会を取り入れて運動するということはなく、フィットネスクラブが配信する動画を見たり、インストラクターと一緒に体を動かすという形式をとっています。その分お金を安く済ませることができるのが大きなメリットです。
日本は軽い運動を目的としているので本格的に筋トレをしたいという人には向いていませんが、アメリカのオンラインフィットネスでは本格的な運動もできるというのが、大きな違いでしょう。
それでは、実際にアメリカのオンラインフィットネスクラブのなかで特に有名なものを4つ紹介します。
最初のPelotonは耳にしたことがある人もいるかもしれません。オンラインフィットネスでもユーザー満足度が高いと人気の四つです。
この中ではMirrorだけが日本でも営業を始めているので他の三つを体験することはできませんが、市場規模の拡大を考えると今後日本上陸するのも珍しい話ではありません。
実際にどのようなサービスを行っているのか、一つずつ詳しく解説していきます。
Pelotonはアメリカでも大手のオンラインフィットネス会社で、フィットネスバイクを利用した運動を特徴としています。
実際に家に専用のフィットネスバイクの機械を取り付けて、それを使って運動をします。
心拍数を測りながら運動強度を変えたり、バイクに取り付けられたモニター越しにインストラクターの声を聴きながら運動をすることができます。
月の運動日数の平均が20.5日と非常に高い数値を誇っており、ユーザー満足度が高いことも分かります。
他のオンラインフィットネス会社とは一線を画したサービス内容になっているので、日本上陸した際はぜひ検討してみてはいかがでしょうか。
Tonalは大きなタブレットのような機械一つを使って、様々な運動をすることができるように下オンラインフィットネスです。
大きなタブレットと言っても縦1メートルほどはあります。
これに電磁力を働かせて最大200ポンド(90キロ)の負荷をかけて運動することが可能になっています。家の中で負荷の大きな筋トレは不可能だとされている常識を覆して、本格的な筋トレや運動もできるようになっています。ダンベルなどの邪魔になりやすい重りが必要ないので、家の中でするには非常に快適でしょう。
専用の機械もタブレットなので重りになるだけではなく、直接運動内容を操作することもできます。負荷のかかり具合を計測して、きつすぎると機会が判断した場合には自動で負荷を下げてもらうこともできるので、怪我の予防にもつながります。
将来的に日本に上陸することがあれば、本格的に筋トレをしたいと思っている人もオンラインフィットネスに切り替わるという事態になるかもしれません。
Mirrorは言葉の通り大きな鏡型デバイスを使ったオンラインフィットネスです。
専用の鏡型デバイスでは自分の体の動きを確認することはもちろん、画面越しにインストラクターに教えてもらうことも可能ですし、一緒に友人と運動することもできます。
家にいても実際にジムで運動しているかのような感覚が得られることが特徴です。
家の中に置くデバイスも鏡型なので邪魔にならず、鏡として使えることも魅力の一つです。
また、インストラクターから受けられるレッスンの種類も豊富で、ヨガから筋トレ、子供も一緒に受けられる運動など、17種類ものコースがあります。
さらに準備されている動画も200本を超えていて、万全の体制が整っていると言えるでしょう。
日本にも上陸しているので家の中でもしっかりと現地にいるかのように真剣に取り組みたいという人は検討してみてください。
Futureは実際にパーソナルトレーナーがサポートしてくれるオンラインフィットネスアプリです。オンラインフィットネスクラブとは異なりますが、個人ごとにサポートをしてくれるので紹介します。
このアプリでするフィットネスの特徴は、器具がなくても大丈夫だということです。
トレーナーが自分に合った運動を指導してくれるので、いらないお金がかからずにすみます。
またアプリということもあって、いつでも自分のエクササイズの効果を視覚的に確認することができます。
モチベーションの維持にもつながりますので、非常に優れていると言えるでしょう。
最後に紹介したFuture以外は専用の器具を家に取り付けて運動を行うので、非常に高い効果が得られると言えるでしょう。しかしその反面、器具の設置代と月額のかかる費用も高く、実際にフィットネスクラブに通うものと大差ありません。
日本のオンラインフィットネスは価格が抑えられているところが多いですが、専用のデバイスを使わなくともいいサービスを提供しているフィットネスクラブもあります。
特に人気のあるオンラインフィットネスは以下の三つです。
それぞれ詳細を解説します。
LEAN BODYは日本最大手のオンラインフィットネスです。
子のフィットネスでは動画配信に非常に力を入れており、400本を超える動画をそろえています。「お腹」「ふくらはぎ」などの部位ごとに特化したレッスンも準備されており、その人に会った動画で運動が出来るのが大きな魅力です。
いきなり自分で動画を探すということもなく、最初にカウンセリングを受けておすすめの動画を紹介してくれるので、何をしたらいいかわからないという人にも安心です。
また、筋トレだけではなく有酸素運動も取り入れているので、激しい筋トレができないと思っている人も安心です。
月額2,000円から入会することができ、一年間のコースにすると月1,000円程度で済みます。金銭的にも優しいので、一度体験してみてはいかかでしょうか。
SOELUは日本初のオンラインフィットネススタジオとして、ヨガやピラティスといった運動を配信しています。会員になった80%は初心者ということもあって、運動をしたことがない人でも安心して参加できるでしょう。
SOELUの指導形式は準備されている動画を見るビデオ型と、実際にインストラクターと一緒に運動をするライブレッスンがあります。わからないことがあれば先生に質問することもできるという点も初心者にとってはありがたいことでしょう。
特にヨガとピラティスは筋トレなどのように激しい運動ではないけれどやせることができると女性からの人気が根強いコンテンツです。気になっている人は一度体験してみるとよいでしょう。
料金はライブレッスンの頻度によってわけられており、最も安いコースであれば月額1,000円程度で始めることができます。
CLOUD GYMは遺伝子を参考に練習メニューを組むオンラインパーソナルジムです。
遺伝子をタイプ別に分けて、どのような運動をすれば効果が出やすいか、どのような食事で太りやすいかなどの分析をしたうえでトレーニングメニューを考案します。
自分にあったやり方でトレーニングを行うことができるので、ダイエットには非常に適しています。
専用のアプリを用いて体重や体脂肪率の計測も行い、食事も合わせて考案してくれるので、個人に寄り添った指導をしてくれるのがおすすめです。
上記に説明したオンラインフィットネスとは違ってパーソナルトレーニングなので、料金は総額12万程度(三か月)でかかりますが、対面で行うパーソナルトレーニングが30万円ほどかかることを計算すれば破格の値段と言えるでしょう。
本気でダイエットをしたい人は検討してみてはいかがでしょうか。
アメリカのオンラインフィットネスはテクノロジーに特化していて、専用のデバイスを使って本格的な運動を行えることが大きな魅力です。
まだ日本では運営されていないサービスが多いですが、日本でも運営されるとフィットネス業界のあり方が変わってくる可能性もあります。
それほどにアメリカのオンラインフィットネスは魅力的ですがその分高価なので、単に運動不足を解消したいならば価格の安い日本のオンラインフィットネスを利用するとよいでしょう。
自分の目的に合わせたオンラインフィットネスを探してみてください。