年末直前の一大イベントでもあるクリスマス。
子供の時のようなサンタさんを楽しみにする童心は失われたかもしれませんが、代わりに恋人や友人とおいしいものを沢山食べて過ごすことを楽しみにしている人も多いのではないでしょうか？
クリスマス専用のチキンやケーキを食べれるのはテンションが上がりますよね。
ですが、特に女性の人からすれば迷惑なイベントかもしれません。周りのみんながお腹いっぱい食べてるのに、同じように食べると絶対に太るし……、と悩んでいる人も多くいるでしょう。
この記事では、前半ではクリスマスにお腹いっぱい食べたうえで太らないコツを4つ紹介して、後半ではクリスマスケーキを食べるときの工夫も解説しています。
ぜひ参考にして、年末のイベントを満喫しましょう！
ダイエットをしている人だと、クリスマスはかなり重たいハードルでしょう。
お腹いっぱい食べてダイエットを諦めるか、みんなが食べている中で我慢するかどちらかしかない、と考えているかもしれません。
しかし、クリスマスでもお腹いっぱい食べても太らないコツがあります。
次の4つを見てください。
ほんとにそれだけでお腹いっぱい食べていいの？と思った人もいるでしょうか？
この4つを意識すれば、クリスマス太りをすることはほぼありません。
以下に詳細を解説するので、ぜひ参考にしてくださいね。
クリスマスで太らないコツはウーロン茶と一緒に食事をとることです。
ここでは揚げ物、と記載しましたが、脂身の多い肉やケーキのことを指します。クリスマスパーティー中に飲む物をウーロン茶にすれば楽でいいと思います。
ウーロン茶には「ウーロン茶重合ポリフェノール」というものが含まれています。これは体内にある脂肪分を脂肪に変える前に、そのまま便として体内から排出する役割を持っているので、一緒に飲むことで脂肪を付きづらい身体にしてくれます。
クリスマスで出てくるケーキや肉は基本的に糖分や脂肪分が多く含まれる食べ物ばかりなので、特に有効に働くでしょう。食事中や食後30分以内に飲むとこうかがえられやすいと言われているので、その時間を守るようにしてください。
またウーロン茶の中でも最も効果が高いと言われているのが、黒ウーロン茶です。少し苦味がありますが太りづらいので、嫌でない人は黒ウーロン茶を準備すると良いでしょう。
ウーロン茶の効果は、夜寝ているときに出やすいとされています。
何か食べたときには血糖値が上昇して、それを抑えるためにインスリンが分泌されます。このインスリンは血糖値を下げるためにたまった糖を脳や筋肉に運ぶ役割を持っており、体内に糖が運ばれる結果脂肪になります。
この血糖値の上昇とインスリンの分泌は、日中食事をとるタイミングで起こるので、食事をとらない睡眠時にウーロン茶の効果が表れます。そのため、クリスマスとはいえ、だらだらと夜更かししながらお菓子を食べ続ける、などの行為は控えるとよいでしょう。
また、ウーロン茶には多少のカフェインが含まれています。飲み過ぎると眠れなくなるので、注意してください。
クリスマスで太らないコツ2つ目は、ケーキの後にコーヒーを飲むことです。
クリスマスの食べ物はどうしても油分が多い食べ物が多いです。ケーキの生クリームやチキンはおいしいですが、その分油もかなり使用されています。
油分の多い食べ物を取ると、腸内にその油がこびりつくことになります。これは水で洗い流そうとしても取れません。
この油を洗い流す役割を果たすのがコーヒーです。ドリップコーヒーの上澄みに油が浮いていることを見たことがある人もいるかもしれませんが、それが腸内の油分を洗い流す役割を持っています。すべて食べ終わった食後に一杯飲むことで、かなりの油分が洗い流されるので太りたくない人は絶対に飲んでおきましょう。
また、飲める人はブラックコーヒーがおすすめです。牛乳を足しすぎると消化が促されて町内の油がたまっているところまでコーヒーがたどり着かないためです。ブラックは無理だという人は、コーヒーフレッシュと砂糖を使って、カフェラテにならない程度に甘みを加えるとよいでしょう。
クリスマスで太らないコツ3つ目は、翌日に運動をすることです。
食事前や食べた直後じゃなくていいのかと疑問を持つ人もいるでしょうが、それほど焦る必要はありません。クリスマスの一日くらいはゆっくり過ごしましょう。
というのも、体内にたまった脂肪分が体につくまでには48時間がかかると言われています。クリスマスでたらふく食べた翌日にいきなり脂肪がついた！なんてことはありませんので安心してください。もし体重が増えたとしたら、それは水分によるむくみかクリスマス以前の食事の原因です。
そのため、クリスマスでお腹いっぱい食べた翌日に、しっかり運動すると良いでしょう。脂肪を燃焼させた方が良いので、筋トレではなくウォーキングなどの有酸素運動がおすすめです。翌日に仕事がある人は1駅余分に歩く、休みの場合は公園を歩くなどの工夫をして運動を取り入れると良いでしょう。
翌日に頑張れば脂肪をつけなくて済む！ということで食事も抜いてしまう人がいるかもしれませんが、それは逆効果です。
例えば朝昼の食事を抜いて、夜ご飯だけ食べるとカロリー的には抑えることもできます。しかし、完全な空腹時に食事をとると、血糖値が急激に上昇することになります。インスリンも普段よりたくさん分泌されるので、体内に脂肪が作られやすくなってしまい意味がありません。
また空腹時に運動をすると、脂肪の燃焼とともに筋肉を消費してしまいます。筋肉量が減ると代謝が悪くなって、運動したときのエネルギー消費量も減ってしまうので注意しましょう。
翌日に運動をする場合、2～3時間前に食事をとっていると最も効率よく体重が減らせます。ある程度お腹にものを入れてから運動をするようにしてください。
クリスマスで太らないコツ4つ目は、たとえダイエット中でもしっかり食べることです。
クリスマスだけどダイエットをしているから、メニューと食事量にきをつけよう！と考えると、せっかくのイベントなのに食べたいものが食べられません。肉やケーキを制限すると体重自体は落とせるかもしれませんが、ダイエットのモチベーションは確実に落ちるでしょう。あの時食べていればよかったと後悔しないためにも、お腹いっぱい食べておくことをおすすめします。
この考え方はいわゆる「チートデイ」と言われるもので、毎日ダイエットを続けるのではなく、途中にたくさん食べていい休息日をつくるという考え方です。
クリスマスなどのイベントは、ダイエットの休息日にしてしまった方が良いです。どうせ脂肪が吸収されるまでには48時間がかかります。翌日に体重が増えたとしてもそれは一時的な体のむくみなので、対応を間違えなければクリスマスだけで体重が激増する、なんてことはありません。
むしろクリスマスにしっかり食べることで翌日からのダイエットに気を遣うことになりますので、我慢する必要はないでしょう。
ここまで4つのコツを紹介しましたが、実践できそうでしょうか？それほどコツはないので、クリスマス当日にはしっかり対策を取りながらお腹いっぱい食べると良いでしょう。
しかし、いくらコツがあると言っても本当にお腹いっぱい食べていいのか気になる人も多いですよね。中でも特に気になる食べ物は、やはりケーキだと思います。
明らかに糖分とカロリーが高く、食べたいけどやめた方が良さそうに見えるでしょう。
そこで、先ほどはクリスマス全体の食事に関してのコツを紹介しましたが、ここではケーキを食べるとき限定で工夫できることを3つ紹介します。
これに関しても、特に難しいことは言ってませんが、どれも科学的に脂肪をつけづらくするための工夫になります。
ケーキを食べるときの参考にしてください。
ケーキを食べるときにできる工夫の一つ目は、空腹時に食べないことです。
クリスマスケーキは大抵食後に食べるものだと思いますが、中には残ったケーキを翌日に食べる人やケーキから食べる人もいるでしょう。そのような場合は、完全な空腹になっていないように工夫してください。
先ほども軽く紹介しましたが、空腹時にいきなり食事をすると、血糖値が急激に上昇して太る原因になります。特にケーキは糖分が多いので血糖値もあがりやすくなっているので、できるだけ血糖値を上げないように空腹時には食べないことをおすすめします。
たとえ翌日に残った分を食べるとしても、ご飯を食べた後にするなどの工夫をしましょう。
ケーキを食べるときの工夫2つ目は、深夜には食べないことです。
クリスマスで仲のいい人といるとどうしても夜更かしをしてしまって、ケーキを食べる時間が遅くなってしまいがちです。それでも、夜22時以降にケーキを食べるのは避けましょう。
人間の身体には、脂肪分をため込む働きを持つ「BMAL1」という物質を持っています。
BMAL1が働くと脂肪が体の中にため込まれるので体に肉が付きやすくなるのですが、これは深夜22～1時でよく働きます。
そのため、22時を越えてケーキを食べると脂肪が体内にたまりやすくなるので気をつけましょう。
反対に、食べるのが良いとされている時間帯は14～18時の夕方です。代謝が高くなっているのでエネルギーの消費もしやすく、体に脂肪がたまりづらいです。
ケーキを食べる前にも工夫をしましょう。特に好きなケーキがある人は仕方ないですが、できるだけ糖分とカロリーが多いケーキを避ければ太りづらくなります。
特に次の三つは糖分もカロリーも多く太りやすいとされているので、注意してください。
反対に、太りづらいケーキは果物や野菜が含まれるケーキになります。
食物繊維が豊富な野菜や果物を食べると血糖値の急激な上昇を抑えることができます。
ただし、あくまでも参考程度です。クリスマスはチートデイとしてお腹いっぱい好きなものを食べた方が良いので、上記のケーキが好きな人は我慢する必要はないでしょう。
ケーキにこだわりがない人は参考にしてみてください。
ケーキを買うなら、切り分けられたものを買うと良いでしょう。
友人や家族でケーキを食べるときはついついホールのケーキを買ってしまいがちですが、たいていの場合食べる量が多くなります。翌日にケーキを一切れ残す、といったことにもなりかねませんので、人数分のケーキを買うと良いでしょう。
クリスマスをチートデイとしてたくさん食べる！と決めたのに、次の日にケーキが残っては本末転倒です。食べる時間とお腹の具合に気を付けながら、食べたいケーキをクリスマス中にたべるようにしましょう。
クリスマスは年に一回の一大イベントですが、どうしても太りやすい食事が並びます。せっかくのクリスマスに我慢することなく、思い切り食べるようにしましょう。
その際には今回紹介したようなコツを意識して食事を進めると良いです。心配な人はケーキの食べ方や選び方にも気を付けるとクリスマス太りをすることはなくなります。
しっかり飲み食いして、後悔のない聖夜にしてくださいね！
